VIERA TH-49GX855ってどうなの?
このページでは、Panasonicのフラッグシップ4K液晶テレビ【TH-49GX855】のポイントを紹介します。
【TH-49GX855】は、同社「GX850シリーズ」の後継モデルに相当します。
49インチの他43インチ/55インチ/65インチ が用意されています。
基本仕様
型番 | TH-49GX855 |
---|---|
発売時期 | 2019年10月 |
パネル | IPS |
バックライト | LEDバックライト |
解像度 | 4K(3,820×2,160) |
HDR(ハイダイナミックレンジ) | HDR10/HDR10+/HLG/HLGフォト/Dolby Vision™ |
8Kチューナー | - |
4Kチューナー | 2 |
地上デジタルデジチューナー | 3 |
BS/CSデジタルチューナー | 3 |
外付けHDD録画 | ○ |
裏録画 | 2番組(4Kは1番組) |
倍速駆動 | ○ |
SeeQVault | - |
ARC | ○ |
インターネット | 有線/無線 |
定格消費電力 | 162W |
VOD対応状況 | |
---|---|
AbemaTV | ○ |
Amazonプライムビデオ | ○ |
DAZN ※初回31日間無料 | ○ |
DMM.com ※初回2週間無料 | - |
dTV ※初回31日間無料 | ○ |
GYAO | - |
Hulu ※初回2週間無料 | ○ |
NETFLIX | ○ |
TSUTAYA TV ※初回30日間無料 | - |
U-NEXT ※初回30日間無料 | ○ |
YouTube | ○ |
アクトビラ | ○ |
アクトビラ 4K | ○ |
スカパー!(オンデマンド) | ○ |
ひかりTV | ○ |
ひかりTV 4K | ○ |
さらに詳しい仕様についてはメーカーホームページを確認してください。
TH-49GX855のGoodな点
- 高輝度IPS液晶パネル搭載
TH-49GX855には高輝度IPS液晶が搭載されています。
IPS液晶は、色再現性や広い視野角が特徴です。Panasonicはさらに高輝度IPSとして、明るいリビングや太陽光などで明るくなるシチュエーションでも色をしっかりと表現できるパネルを搭載しました。
- オブジェクト検出型倍速駆動搭載
倍速駆動は基本的に前後のフレームを基に作成されたフレームを間に差し込むことで動きの速い映像を滑らかに表示させる技術です。
「オブジェクト検出型倍速」は、先述した通常の倍速駆動と違い映像中の動く被写体を検出及び分離して倍速処理を行います。
動きを検出することで輪郭が崩れにくく、クリアな倍速映像を楽しむことが出来ます。
さらにバックライトを高速点滅させて残像感を減少させる「クリアモーション」機能も搭載されています。
- 転倒防止スタンド採用
TH-49GX855には、地震等の揺れによる転倒を防止してくれる「転倒防止スタンド」が採用されています。
スタンドの裏面に特殊な吸盤が設置されており、接地面にガッチリ吸着することで転倒を防止します。
小さな子供がいる家庭はもちろんの事、耐震対策としての導入も効果ありです。
TH-49GX855の「もう一つ」な点
- 先代から大きな変更点はない
TH-49GX855の先代モデルは、TH-49GX850です。
型番からもわかるように、先代からの変更点がそこまでありませんから、買い替え用途では候補に挙がりにくいです。
TH-49GX855総評
【録画・チューナー関連】
TH-49GX855には、4K 2系統、通常3系統のチューナーが搭載されており、裏録画も通常番組2番組、4Kは1番組録画することが可能です。
タイムシフトマシン以外のモデルとしては比較的チューナー数は多いので、ファミリー用途でも困ることは少ないのではないでしょうか。
【画質】
画質エンジンについては「ヘキサクロマドライブ」「Wエリア制御」に加え「高輝度IPS液晶パネル」が採用されていることから、リビング等の外光が入りやすい環境でも色が薄くなりにくく、IPSの弱点である色の薄さをカバーしています。
さらに、4方式のHDRに対応していたり、AIによるHDR処理など多数の高画質技術が搭載されていますから、このクラスでは申し分ない画質に仕上がっているのではないでしょうか。
【サウンド】
搭載されているスピーカーは片側15Wの合計30Wを出力するスピーカーが搭載されています。
独自開発の「ダイナミックサウンドシステム」は、剛性を高めたスピーカーボックスと低ノイズ・低歪み回路によりパワフルな音を鳴らしてくれます。
さらに、立体音響技術である「Dolby Atomos」機能が搭載されていますから、臨場感についても期待できます。
さらに臨場感や音の迫力を求める場合は別途外付けサウンドバーの導入をおススメします。
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【デザイン】
デザイン自体は転倒防止スタンドが底面に配置されていることもあり、そこまで目立つようなデザインではありません。
ファミリーユースがターゲットのようですから、そこまでデザイン性は無くても良いという判断なのだと思います。
【その他】
VOD対応状況も良く、2画面表示なども搭載されていたり、地味にRCA端子を使用するビデオ入力も残されているので、少し古い機械を接続することも可能です。
転倒防止スタンドは、小さい子供がいる家庭にとっては便利な機能ですね。子供が目を離した隙に「テレビを触って倒れてくる」なんてこともありますから、安全対策としては有用と感じます。
残念ながらBluetoothは対応していない為、ワイヤレスで聞くことはできません。
【価格】
価格は執筆時点の価格com最安値で120,000円となっています。
49インチサイズでスペックを鑑みると、最近の相場としては平均的で、むしろコスパに優れているレベルですから、価格が高くなりがちな国内メーカーとしては評価できます。
ひとこと
GX850シリーズと基本的な部分は同じであるため、GX855はマイナーアップデート程度の変更といったところでしょうか。
スペックが割と高めですから、セカンドテレビというよりはリビングで使用するメインのテレビで検討したほうが良いでしょう。
TH-49GX855は買いなのか?
こんな方にオススメ
- 4K番組を裏で録画したい
- 斜めからテレビを見ることが多い
- VODを複数利用予定
こんな方はちょっと待った
- セカンドテレビとして考えている
- テレビを見るポジションは決まっている
- デザインも重視する
TH-49GX855の評価(MAX★5)
画質 | ★★★ |
録画機能(チューナー等) | ★★★ |
VODサービス | ★★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★★ |
ファミリーユース(家族向け) オススメ度 | ★★★ |
シングルユース(一人暮らし向け) オススメ度 | ★★ |
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