SONY BRAVIA KJ-50X80Jってどうなの?
SONYのBRAVIAシリーズミドルスタンダードモデル【KJ-50X80J】のポイントを紹介します。
KJ-50X80Jは、4Kスタンダードモデルの中でも最廉価シリーズにあたるモデルです。
また、型番の法則性も今回から変わっており、上位モデルのXRに準じたような命名規則となっています。
50インチの他に43インチ/55インチ/65インチがラインナップされています。
基本仕様
発売時期 | 2020年5月 |
パネル | IPS |
バックライト | エッジ型LED |
解像度 | 4K(3840×2160) |
対応HDR | HDR 10 / HLG / DolbyVision |
8Kチューナー | - |
4K BS/CSチューナー | 3 |
地上デジタルチューナー | 3 |
BS/CS デジタルチューナー | 3 |
外付けHDD録画 | ○ |
裏録画 | ○ |
倍速駆動 | - |
SeeQVault | - |
ARC | ○(eARC) |
LAN | 有線/無線 |
定格消費電力 | 241W |
VOD対応状況 | |
---|---|
AbemaTV | ○ |
Amazonプライムビデオ | ○ |
DAZN※初回31日間無料 | ○ |
DMM.com※初回2週間無料 | ○ |
dTV※初回31日間無料 | ○ |
GYAO | ○ |
Hulu※初回2週間無料 | ○ |
NETFLIX | ○ |
TSUTAYA TV※初回30日間無料 | ○ |
U-NEXT※初回30日間無料 | ○ |
スカパーオンデマンド | ○ |
Youtube | ○ |
アクトビラ | - |
アクトビラ 4K | - |
ひかりTV | ○ |
ひかりTV 4K | ○ |
※最新の情報については、メーカーホームページをご確認ください。
KJ-50X80JのGoodな点
- SONY待望の4K/地デジ/BSCSチューナー 3系統搭載
本モデルは4K BS/CSチューナーを3系統搭載しています。
廉価モデルで4Kチューナーを3系統搭載されており、さらに長年2系統だった地デジ/BSCSチューナーも3系統へと増設されました 。
- 洗練されたデザイン
KJ-50X80Jには、デザインに「Slice of Living」コンセプトが採用されています。
REGZAのようにサウンドバーを下部に配置せず、ベゼルを細くすることで没入感の高い体験をすることができます。
また、スタンドデザインもより細身のものが採用されており、スタンドからも洗練さを感じることができます。
- AndroidTV搭載による柔軟な拡張性
SONYは従来からテレビ用のOS「AndroidTV」を採用しています。スマートフォンにも採用されているAndroidのテレビ版になりまして、様々なアプリをインストールすることで柔軟な拡張性を持たせています。
さらに、グーグル音声アシスタントによる音声操作にも対応しており、声でさまざまな操作をすることが可能です。
KJ-50X80Jの「もう一つ」な点
- XRテクノロジーは非搭載
SONYが新開発した認知特性を採用したXRテクノロジーは非採用となります。
命名規則がXR搭載モデルと同じような法則性へと変わったことで、一見XR搭載のように勘違いしそうです。
- アコースティックマルチオーディオは非搭載
本モデルは、最廉価モデルとなるためSONYお得意の「アコースティックマルチオーディオ」は搭載されておらず、通常のバスレフ型スピーカー2基搭載となります。
その代わり新開発された「X-Balanced Speaker」が搭載されています。
KJ-50X80J総評
【録画・チューナー関連】
KJ-50X80Jは、4K3系統、地デジ3系統、BS/CS 3系統が搭載されており、ネイティブで4K放送を視聴・録画することが可能です。
さらに注目なのは、今まで2系統だった4Kチューナーも3系統にパワーアップし、長年2系統だった地デジ及びBS/CSチューナーも3系統へとパワーアップされ、チューナーに関しては、ハイエンドモデルに引けを取らないレベルになっています。
【画質】
上位モデルでは新開発された「XRプロセッサー」が採用されていますが、本モデルは先代モデルと同様の「HDR X1」の搭載となっています。
スタンダードモデルなのでしょうがないですが、型番の命名規則がそれっぽさを出している中で、実はエンジンが旧モデルだと知るとがっかりするかもしれません。
【サウンド】
SONYの特徴技術でもある「アコースティックマルチオーディオは非搭載となっています。
廉価モデルであるため、そこは致し方ない点ではあります。
その代わり新開発のバスレフ型スピーカー「X-Balanced Speaker(エックス バランスド スピーカー)」が採用されています。
とはいえそこまでの音質向上ではないため、
もしもっと良い音質で楽しみたい場合は、サウンドバーの購入をお勧めします。
【2021最新版】おすすめサウンドバー5選【音にこだわれ!!】
【デザイン】
コンセプト「Slice of Living」(スライスリビング)に基づいたデザインが採用されており、ベゼルが狭く設計されているため、没入感の高い映像を体験をすることが可能です。
スタンドも従来よりも細身のものが採用されており、スタンド一つとっても洗練されているオーラを感じます。
【その他】
スマートフォンにも搭載されているOS AndroidをTV用に最適化した「AndroidTV」が搭載されており、マーケットなどからアプリをインストールすることで幅広い拡張性に対応しています。
VODサービスもアプリをインストールすることで利用可能となっており、対応状況も良好です。
【価格】
価格は執筆時点の価格com最安値で94,000円となっています。
50インチの4Kスタンダードモデルであることと、チューナー数を考えると割とありな価格設定かと思います。
ただし最廉価スタンダードモデルということで、倍速機能等はありませんのでご注意ください。
ひとこと
新命名規則で登場したスタンダードモデルの最廉価グレードX80Jシリーズは、画質面ではそこまでの向上はなく、主にチューナーのパワーアップという印象です。
新命名規則となって、XRプロセッサ搭載なのかと思いきやそうではないため、型番でイメージすると残念な結果になってしまいます。
とはいえスタンダードモデルと承知の上で購入する場合は全く問題ありません。
むしろチューナー数のパワーアップが思わぬうれしい誤算になるかもしれません。
KJ-50X80Jは買いなのか?
こんな方にオススメ
- 4K番組を楽しみたい
- 4Kを裏でも録画する
- テレビもインテリアデザインの一部としている
- そこまでスペックにこだわらない
こんな方はちょっと待った
- ハイスペックを求める
- 動きの速い映像をよく見る
- サウンドもある程度気にする
KJ-50X80Jの評価(MAX★5)
画質 | ★★★ |
音質 | ★★★ |
便利機能充実度 | ★★ |
コストパフォーマンス | ★★ |
ファミリーユース(家族向け) おすすめ度 | ★★★ |
シングルユース(一人暮らし) おすすめ度 | ★★ |
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