ハイセンス レグザエンジン搭載の有機ELを発表


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先日中国のテレビメーカー「ハイセンス」がTOSHIBAの画像処理エンジン「レグザエンジンNEO plus」を搭載した有機ELテレビ「E8000シリーズ」を発表しました。

ハイセンスは少し前にTOSHIBAのテレビ部門「東芝映像ソリューション」を吸収しており、自社のテレビ開発にTOSHIBAのノウハウを搭載することが可能になりました。
今回の「E8000シリーズ」にも東芝の技術が使用されており、テレビの核となる画像処理エンジンにはTOSHIBAが開発した「レグザエンジンNEO plus」が搭載されています、

よって、今まで課題であった画質面を大幅に向上させることができ、日本の各メーカーと同じくらい高い画質に仕上がっています。
発表時点では55インチのみのラインナップで価格は23万円前後になる予定です。
日本での発売は4月上旬を予定しています。



ハイセンス初の有機ELテレビ

ハイセンスは一部国(オーストラリアなど)には有機ELテレビを投入していましたが、日本市場には有機ELテレビを投入していませんでした。
ということで今回の「E8000シリーズ」はハイセンスが発売するテレビとして日本で初めての有機ELテレビになります。

ハイエンド機らしく倍速駆動も搭載しており、「レグザエンジンNEO plus」との組み合わせで高画質が期待できます。
パネルの色味も日本メーカー寄りになっているということで、今までのハイセンス製品よりもより日本人になじみがある色合いになりそうです。

 

4Kチューナー内蔵

今回発表された「E8000シリーズ」には4Kチューナーも搭載されます。
各社続々と4Kチューナーを内蔵したモデルを投入していましたが、ついにハイセンスからも登場ということになりそうです。

搭載されるチューナーは1系統ではありますが、ネイティブで4K放送に対応しているのはプラスですね。

 

どこまでの完成度になるか期待

グローバルメーカーとしての経験は豊富なハイセンスですが、今まで画質面の問題や知名度の問題からそこまで日本市場での存在感はありませんでした。

しかしこの「E8000シリーズ」の投入によりどこまでシェアを伸ばせるかが期待されそうです。
TOSHIBAのノウハウや共同開発のパーツが採用されるなど「ジェネリックレグザ」と呼ばれることが多いですが、個人的にはそれは武器になりうると考えています。

一昔前のハイセンス製品は価格相応というイメージが強く、画質目当てで購入するユーザーはほぼいなかった事を鑑みると、かなり勝負できる画質に持ってきた「E8000シリーズ」は日本市場の有機ELテレビカテゴリーの黒船となれるかが注目されそうです。

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