アイリスオーヤマ LUCA XQDA20シリーズってどう?(55XQDA20)
今回はアイリスオーヤマのLUCAブランドから発売されているフラッグシップ4K液晶モデル【XQDA20シリーズ】のポイントを紹介します。
あまり黒物家電のイメージがないアイリスオーヤマですが、数年前から参入しており、その中でもテレビ業界で今勢力を伸ばしている量子ドット技術を採用したモデルになります。
アイリスオーヤマは量子ドットが採用されたモデルは、QLEDと呼ばれています。
画面サイズは、55インチがラインナップされています。
基本仕様
発売時期 | 2022年9月 |
パネル | VA |
バックライト | 直下型 |
解像度 | 4K(3840×2160) |
対応HDR | HDR10、HLG |
8Kチューナー | |
4K BS/CSチューナー | 2 |
地上デジタルチューナー | 2 |
BS/CS デジタルチューナー | 2 |
外付けHDD録画 | ○ |
裏録画 | ○ |
倍速駆動 | – |
SeeQVault | – |
ARC | ○ |
LAN | 有線 / Wi-Fi |
定格消費電力 | 170W |
VOD対応状況 | |
---|---|
AbemaTV | ○ |
Amazonプライムビデオ | ○ |
DAZN※初回31日間無料 | ○ |
DMM.com※初回2週間無料 | ー |
dTV※初回31日間無料 | ○ |
GYAO | ○ |
Hulu※初回2週間無料 | ○ |
NETFLIX | ー |
TSUTAYA TV※初回30日間無料 | ー |
U-NEXT※初回30日間無料 | ○ |
スカパーオンデマンド | ー |
Youtube | ○ |
アクトビラ | ー |
Paravi | ○ |
ひかりTV | ー |
TVer | ○ |
※最新の情報については、メーカーホームページをご確認ください
XQDA20シリーズ各ポイント評価
【録画・チューナー関連】
XQDA20シリーズは、4K2系統、地デジ2系統、BS/CS2系統が搭載されており、ネイティブで4K放送を視聴・録画することが可能です。
量子ドットを搭載したフラッグシップモデルですので、このぐらいの構成は当然でですね。
XQDA20シリーズには録画用HDDが内蔵されておりませんので、レコーダーなしで録画する場合は別途市販の外付けHDDを購入する必要があります。
最近では大容量モデルも安価になっているので、4TB以上のモデルを購入すると良いでしょう。
【2022最新】おすすめ外付けHDD 3選
【画質】
XQDA20シリーズは、量子ドット技術が採用されたVA液晶パネルを搭載しています。
量子ドットは基本的にバックライトが全面直下型になりますので、コントラストにも期待ができます。
しかし残念ながら倍速は搭載されておらず、バックライトの部分駆動もありません。
量子ドットが持つ色彩の鮮やかさは本モデルでも体感することができます。
HDRにも対応していますので、対応コンテンツを視聴することで、色の美しさを感じることができるでしょう。
逆に色はいいのですが、細かい画質の部分に関してはやはりテレビ事業を長年行ってきたメーカーと比べると少し粗さが目立ったりと、高画質化技術に惜しい部分があります。
【サウンド】
サウンドシステムは、合計出力24Wのスピーカーシステムが搭載されています。
フルレンジスピーカーが2基という構成ですので、普通に番組を視聴するうえでは全く問題あ有ませんが、少し重低音が効いたほうが良い方や、高音のクリアさが好きな方は、物足りないかと思います。
アイリスオーヤマの実質的なフラッグシップモデルですから、サウンド面に関しても少し強化してもらえると良かったかなと思います。
音質を高めたい場合は、別途サウンドバーやシアターシステムを導入することをお勧めします。
【2022最新版】おすすめサウンドバー3選
【デザイン】
4辺ベゼルレスデザインは当たり前として、スタンドが少し特殊なデザインをしています。
一見するとセパレート型に見えるのですが、フロントでスタンドを一文字デザインで接続することで、スタイリッシュな中にも少し力強さを演出しています。
【その他】
VODに関しては、国内製品ということもあり、割と良好です。
国内外の主要サービスには対応しているので、VODで困ることはあまりないかもしれません。
ただ残念ながら、大手のNETFLIXに対応していない為、NETFLIXを主に使用する方は要注意です。
このあたりはライセンス料などの大人の事情が絡んでいそうですね。
【価格】
価格は執筆時点の価格com最安値で55インチ:108,000円となっています。
55インチで量子ドットを採用したモデルとしては、かなりは各レベルの価格設定です。
有名メーカーであれば、通常の55インチエントリーモデルでもこの価格を実現しているところは少ないでしょう。
それを考えればかなりのびっくりプライスですね。
XQDA20シリーズは買いか?
最終的にXQDA20シリーズが買いかどうかと言われれば、私は「買いである」 と言えます。
アイリスオーヤマは、最近参入してきたいわゆる「新参者」メーカーとなりますが、今回投入してきた本モデルは、コストパフォーマンスが最強レベルとなっています。
量子ドットを採用しているテレビの中でも他メーカー含めてインチ当たりの価格が最安ですし、それに加えて10万前後でVODも楽しめるとなれば、かなり強いです。
もちろんこの価格実現のためにいろいろな部分でコストダウンが行われていますが、この価格であれば納得です。
55インチであればギリギリワンルームでも使用できますし、寝室などのセカンドテレビとして設置しても良いですし、メインテレビとしても問題ありません。
画質の細かい部分は劣る部分がありますが、そこまで気にしない層の方は、皆さん購入するべきと言ってもいいほどですね。
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