SHARPからついに世界初「8K」チューナーが発売
やっと4Kが普及し始めたと思ったら遂にSHARPが世界初「8K」チューナーを開発・発売することを発表しました。
今回発売される8Kチューナーは4K BS/CS放送を受信することが出来るチューナーを1機と8K BS放送を受信することが出来るチューナーを1機搭載しています。
今回発売される8Kチューナーを同社が発売した8K液晶テレビ(LC-70X500)と接続することで、フルスペックの8K解像度番組を視聴することが可能になります。
8Kテレビとの接続はHDMI4本が必要
情報によるとこれらを接続するためにはHDMIケーブルが4本必要だそうで、8Kチューナーから4本のHDMIを8Kテレビに接続するといった構成になります。
数年前HDMIケーブルの登場で、今まで接続に使用していた赤白黄のケーブルが音声と共に1本にまとめられ、かなりの省スペースに貢献した覚えがあります。
しかし今回8K映像を楽しむにはHDMIケーブルが4本必要になるので、高画質化したが為に時代に逆行したような形になってしまいます。
リーディング製品はどうしてもぎりぎり家庭に設置できる大きさで実現しようとするので、接続形態が不便になってしまってもしょうがないかもしれません。
価格は数十万円?
現在8Kチューナーは開発段階で発表されており、正式な製品発表は行われておりません。
よって価格や型番も発表されてはいませんが、価格に関しては数十万円を超えてくるとみられています。
開発費や生産数がそこまで多くならないことを考えると、どうしてもそのぐらいの価格帯になってしまうのは避けられないでしょう。
噂によると恐らく20万円前後の価格になるのではないかと言われています。
20万円前後となるとハイミドルの4Kテレビが普通に変えちゃいますね。。。。
12月からの8K放送波NHKのみ
4K本放送と共に12月1日から8K本放送も開始される予定となっていますが、現在のところ8Kの本放送が開始される予定となっているのはNHK衛星放送となっています。
その他の民放は4K放送から開始されるので、8Kテレビでは解像度不足となってしまいますね。。。
SHARPは8Kテレビを成長戦略に入れている
SHARPは2017年に発売した8Kテレビをはじめとして、高解像度テレビを成長戦略に入れています。
成長戦略に盛り込まれているので、今回の8Kチューナー以外にも高解像度デバイスを開発中だと思われます。
先日LGエレクトロニクスが8K解像度の有機ELテレビを発表しました。
まだ発売等は考えていないとのことでしたが、これから2020年に向けて日本では4K8K放送が本格化される予定となっています。
鴻海に買収されてはしまいましたが、SHARPには高解像度テレビで世界をリードして頂きたいですね。
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