SONY BRAVIA KJ-75X8000Hってどうなの?
SONYのBRAVIAシリーズスタンダードモデル【KJ-75X8000H】のポイントを紹介します。
KJ-75X8000Hは、SONYの4Kスタンダードモデル最廉価モデルで倍速駆動などが省かれているモデルです。
しかしながら43インチから75インチまで幅広いラインナップが特徴です。
75インチの他に43インチ/49インチ/55インチ/65インチがラインナップされています。
基本仕様
発売時期 | 2020年4月 |
パネル | IPS |
バックライト | エッジ型LED |
解像度 | 4K(3840×2160) |
対応HDR | HDR 10 / HLG / DolbyVision |
8Kチューナー | - |
4K BS/CSチューナー | 2 |
地上デジタルチューナー | 2 |
BS/CS デジタルチューナー | 2 |
外付けHDD録画 | ○ |
裏録画 | ○ |
倍速駆動 | - |
SeeQVault | - |
ARC | ○ |
LAN | 有線/無線 |
定格消費電力 | 374W |
VOD対応状況 | |
---|---|
AbemaTV | ○ |
Amazonプライムビデオ | ○ |
DAZN※初回31日間無料 | ○ |
DMM.com※初回2週間無料 | ○ |
dTV※初回31日間無料 | ○ |
GYAO | ○ |
Hulu※初回2週間無料 | ○ |
NETFLIX | ○ |
TSUTAYA TV※初回30日間無料 | ○ |
U-NEXT※初回30日間無料 | ○ |
スカパーオンデマンド | ○ |
Youtube | ○ |
アクトビラ | - |
アクトビラ 4K | - |
ひかりTV | ○ |
ひかりTV 4K | ○ |
※最新の情報については、メーカーホームページをご確認ください。
KJ-75X8000HのGoodな点
- 全モデルIPSパネル搭載
X8000Hシリーズは、本モデルも含めてすべてIPSパネルが採用されています。
IPSパネルは、VAパネルに比べて視野角が広く、色再現性も高い優秀なパネルです。
それが大画面モデルまで採用されているのはポイント高いです。
- 洗練されたデザイン
KJ-75X8000Hには、デザインに「Slice of Living」コンセプトが採用されています。
REGZAのようにサウンドバーを下部に配置せず、ベゼルを細くすることで没入感の高い体験をすることができます。
また、スタンドデザインもより細身のものが採用されており、スタンドからも洗練さを感じることができます。
- AndroidTV搭載による柔軟な拡張性
SONYは従来からテレビ用のOS「AndroidTV」を採用しています。スマートフォンにも採用されているAndroidのテレビ版になりまして、様々なアプリをインストールすることで柔軟な拡張性を持たせています。
さらに、グーグル音声アシスタントによる音声操作にも対応しており、声でさまざまな操作をすることが可能です。
KJ-75X8000Hの「もう一つ」な点
- 未だにチューナーがW止まり
最近のテレビでは、4K 2系統、地デジ3系統、BS/CS 3系統が一般的です。
しかしKJ-75X8000Hは未だに4K 2系統、地デジ2系統、BS/CS2系統に留まっています。
2系統に留まっていることから、テレビを使用した録画時にチャンネル制限や録画数に制限が出てしまいます。
- アコースティックマルチオーディオは非搭載
本モデルは、最廉価モデルとなるためSONYお得意の「アコースティックマルチオーディオ」は搭載されておらず、通常のバスレフ型スピーカー2基搭載となります。
一応SONYは「X-Balanced Speaker(エックス バランスド スピーカー)」という名前を付けてはいますが、そこまでほかのモデルとの差はないでしょう。
KJ-75X8000H総評
【録画・チューナー関連】
KJ-75X8000Hは、4K2系統、地デジ2系統、BS/CS 2系統が搭載されており、ネイティブで4K放送を視聴・録画することが可能です。
とはいえ地デジとBS/CSが2系統に留まっているので、テレビで録画を主に行いかつ番組がよく重なる場合は録画できない可能性があるので要注意です。
【画質】
映像処理エンジンなどの基本的な技術は先代の8000Gシリーズからほとんど変わっておらず、マイナーチェンジレベルの変更しかないため、劇的に画質が良くなったという感じはありません。
ただし、本モデルはIPSパネルを搭載しており、色再現性や階調性、広い視野角などVAパネルに比べて高い優位性を持っています。
【サウンド】
スピーカーに関しては、SONYの有名な「アコースティックマルチオーディオ」は搭載されておらず、最大出力は20Wでスピーカー数は2基と、どうしても上位モデルと比べると見劣りしてしまいます。
一応新開発のスピーカーが搭載されているということですが、至って普通のスピーカーでしょう。
まぁスピーカーとして普通ですからそこまで落胆することもないです。
もしもっと良い音質で楽しみたい場合は、サウンドバーの購入をお勧めします。
【2021最新版】おすすめサウンドバー5選【音にこだわれ!!】
【デザイン】
コンセプト「Slice of Living」(スライスリビング)に基づいたデザインが採用されており、ベゼルが狭く設計されているため、没入感の高い映像を体験をすることが可能です。
スタンドも従来よりも細身のものが採用されており、スタンド一つとっても洗練されているオーラを感じます。
【その他】
スマートフォンにも搭載されているOS AndroidをTV用に最適化した「AndroidTV」が搭載されており、マーケットなどからアプリをインストールすることで幅広い拡張性に対応しています。
VODサービスもアプリをインストールすることで利用可能となっており、対応状況も良好です。
【価格】
価格は執筆時点の価格com最安値で183,000円となっています。
基本的なところは抑えつつ、コストがかかる部分は省いているため、75インチという大画面サイズでも、20万円を切る価格で購入が可能となっています。
ひとこと
スタンダードモデルの中でも一番廉価なモデルが登場してきました。
倍速駆動や直下型LEDなどの機能はありませんが、その分コストが抑えられ、価格も非常に手ごろな水準になっています。
しかし4Kチューナーは搭載されていますので、手軽に4K放送をネイティブで楽しみたい方などへの需要は高いでしょう。
KJ-75X8000Hは買いなのか?
こんな方にオススメ
- 手軽に4K放送を試してみたい
- 特大画面テレビが狙い
- テレビもインテリアデザインの一部としている
こんな方はちょっと待った
- ハイスペックを求める
- 録画番組がよく重なる
KJ-75X8000Hの評価(MAX★5)
画質 | ★★★ |
音質 | ★★ |
便利機能充実度 | ★★ |
コストパフォーマンス | ★★ |
ファミリーユース(家族向け) おすすめ度 | ★★★ |
シングルユース(一人暮らし) おすすめ度 | ★★ |
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