SONY BRAVIA X75WLシリーズってどう?(KJ-43X75WL/KJ-50X75WL/KJ-55X75WL/KJ-65X75WL)


2023-06-07SONY-液晶テレビ3チューナー,43インチ,4K,4K 3チューナー,50インチ,55インチ,65インチ,75インチ,液晶

 本モデルは、SONYのエントリー4K液晶テレビ【X75WLシリーズ】のポイントを紹介していきます。
2023年春に発表された4K液晶モデルでは、一番下のモデルとなるエントリーモデルです。

基本的なスペックは、ラインナップ上一つ上のX80Lシリーズとほぼ同じです。
エントリーながらもチューナー数は、そこら辺のメーカーの上位モデルよりも充実している点には注目です。

画面サイズは、43/50/55/65/75インチがラインナップされています。



基本仕様

各機能はクリックすることで機能の詳細を確認できます。

発売時期2023年7月
パネル非公表
バックライト方式直下型
解像度4K(3840×2160)
対応HDRHDR10 / HLG / Dolby Vision
8K BSチューナー
4K BS/CSチューナー3
地上デジタルチューナー3
BS/CS デジタルチューナー3
外付けHDD録画
裏録画
倍速駆動
SeeQVault
ARC
eARC
VRR
ALLM
LAN有線 / Wi-Fi
定格消費電力43インチ:136W
50インチ:157W
55インチ:202W
65インチ:237W
75インチ:326W
VOD対応状況
AbemaTV
Amazonプライムビデオ
DAZN※初回31日間無料
DMM.com
Lemino(旧dTV)※初回31日間無料
FODプレミアム
Hulu※初回2週間無料
NETFLIX
Paravi
TELASA
TVer
U-NEXT※初回30日間無料
Youtube

※最新の情報については、メーカーホームページをご確認ください

X75WLシリーズ各ポイント評価

【録画・チューナー関連】

 X75WLシリーズは、4K3系統、地デジ3系統、BS/CS3系統が搭載されており、ネイティブで4K放送を視聴・録画することが可能です。
また、4Kも3系統搭載されているので、4K番組を視聴しながら、裏で4K番組をW録することが可能です。

現在4K3系統、地デジ3系統、BS/CS3系統搭載しているテレビを発売しているのは、SONYのみとなっており、4Kを視聴しながら4Kを裏でW録したい方は、SONY一択となっています。
また、エントリーモデルの本機にも4K含めて3チューナー搭載してるのは、ポイント高いです。

 X75WLシリーズには録画用HDDが内蔵されておりませんので、レコーダーなしで録画する場合は別途市販の外付けHDDを購入する必要があります。
最近では大容量モデルも安価になっているので、4TB以上のモデルを購入すると良いでしょう。
【最新】2023年 おすすめ外付けHDDランキング

【画質】

 X75WLシリーズには、上位モデルが搭載している「XRプロセッサ」は搭載されておらず、通常の高画質プロセッサー【HDR X1】が採用されています。
これは2つ上のX85Lシリーズと同じエンジンが使用されています。

4Kへのアップコンバート機能や、SONYの特徴的な濃い色彩を表現する「トリルミナスプロ」など機能的には問題なく、綺麗な画質を楽しむことができます。

バックライトはエントリーながら直下型が採用されていますが、残念ながら部分駆動などの拡張機能は搭載されていません。
また、X80Lシリーズと同様、倍速駆動パネルではない為等倍表示となり、動きの速い映像は少し苦手かもしれません。

【サウンド】

 X75WLシリーズのサウンドシステムには、合計出力20Wのスピーカーが搭載されています。
このあたりもX80Lシリーズと同様です。

底面には「X-Balanced Speaker(エックス バランスド スピーカー)」を2基搭載し、フルレンジで音域をカバーします。
搭載されている物に関しては、一つ上のX85Lシリーズと同じもので、テレビを視聴するだけであれば全く問題のないパワーです。

また、サウンドバーとの連携機能も有しており、対応したサウンドバーやシアターシステムを組み合わせることで、テレビ本体のスピーカーもシステムの一部として利用する事が可能です。
(対応デバイス:HT-A9、HT-A7000、HT-A5000、HT-A3000)

もっと良い音質で音を楽しみたい方は、別途サウンドバーの購入をお勧めします。

【2023最新】おすすめサウンドバー3選

【デザイン】

 X75WLシリーズには、スペック的に同じようなX80LやX85Lとはデザインコンセプトが異なり、「Slice of Living(スライスオブリビング)」が採用されています。

テレビを点灯していない状態でも、空間にオブジェのように存在することで、インテリアへの配慮がなされており、ベゼルのヘアライン加工など各所に高級感を高めるようなデザインが施されています。

スタンドはトライアングル形状のデザインが採用されており、正面から見た時の存在感が少なくなるよう設計されています。



【その他】

 VODなどの対応状況については、OSにGoogleTVが採用されているため、今後対応するVODサービスが追加される可能性もあり、今後の拡張にも期待ですね。

 他の拡張機能としては、ALLMやeARCに対応しております。
ただ、ゲーム用途して使用する場合は、倍速駆動が搭載されていない為、少し不向きかもしれません。

【価格】

 価格は執筆時点の価格com最安値で43インチ:124,000円・50インチ:137,000円・55インチ:148,000円・65インチ:17,000円・75インチ:288,000円・85インチ:387,000円となっています。

エントリーモデルということで、2023年モデルの中では低い価格帯になりますが、一つ上のX80Lシリーズと最安値ベースではかなり近い為、価格的な優位性が無いのが気になるところです。

X75WLシリーズは買いか?

 エントリーモデルとして登場したX75WLですが、中身はほとんどX80Lシリーズと同じで、目立った変更点はありません。
唯一大きな変更といえば、デザインコンセプトがX80Lシリーズの「フラッシュサーフェス」ではなく、別の「Slice of Living(スライスオブリビング)」が採用されている点ぐらいでしょう。

価格的にもX80Lシリーズと最安値ベースで誤差の範囲内となると、X80Lシリーズのほうが、精神的にもいいのではないかと思います。

X75WLはこんな人にオススメしたい

 ということで、総合するとX75WLシリーズは、X80Lシリーズも検討していたけど、デザイン的にX75WLのほうが好みであるなどの外観的な部分で決めたほうが良さそうですね。
なので、X75WLシリーズの外観のほうが好みだという方にはお勧めしたいところです。
また、サイズによっては誤差の範囲ですが、少しだけX80LシリーズよりもX75WLシリーズのほうが安いので、できる限り予算を抑えたい方もX75WLシリーズがおすすめです。

X75WLシリーズサイズラインナップ

43インチ

50インチ

55インチ

65インチ

75インチ

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