AQUOS 8T-C70BW1ってどうなの?
評価:5
このページでは、SHARPのフラッグシップ8K液晶テレビ【8T-C70BW1】のポイントを紹介します。
【8T-C70BW1】は、数少ない8K解像度の液晶テレビです。
ただし8Kチューナーは搭載されていないことに注意してください。
70インチの他に60インチがラインナップに用意されています。
基本仕様
型番 | 8T-C70BW1 |
---|---|
発売時期 | 2019年11月 |
パネル | VA |
バックライト | 直下型LEDバックライト(ローカルディミング付き) |
解像度 | 8K(7,680×4,320) |
HDR(ハイダイナミックレンジ) | HDR10/HLG |
8Kチューナー | - |
4Kチューナー | 2 |
地上デジタルデジチューナー | 3 |
BS/CSデジタルチューナー | 3 |
外付けHDD録画 | ○ |
裏録画 | 2番組(4Kは1番組) |
倍速駆動 | ○ |
SeeQVault | - |
ARC | ○ |
インターネット | 有線/無線 |
定格消費電力 | 520W |
VOD対応状況 | |
---|---|
AbemaTV | ○ |
Amazonプライムビデオ | ○ |
DAZN ※初回31日間無料 | - |
DMM.com ※初回2週間無料 | - |
dTV ※初回31日間無料 | ○ |
GYAO | ○ |
Hulu ※初回2週間無料 | ○ |
NETFLIX | ○ |
TSUTAYA TV ※初回30日間無料 | ○ |
U-NEXT ※初回30日間無料 | ○ |
YouTube | ○ |
アクトビラ | - |
アクトビラ 4K | - |
スカパー!(オンデマンド) | ○ |
ひかりTV | - |
ひかりTV 4K | - |
さらに詳しい仕様についてはメーカーホームページを確認してください。
8T-C70BW1のGoodな点
- SHARP最高画質映像処理エンジン「Medalist Z1」搭載
8T-C70BW1には、SHARPが開発した最高画質映像処理エンジン「Medalist Z1」が搭載されています。
8K解像度を余すところなく活かすための「8K 精細感復元アップコンバート」や「3Dノイズリダクション」など強力な高解像度技術が期待できます。
- 臨場感溢れる「WIDE-AREA SOUND SYSTEM」搭載
8T-C70BW1には、 ツィーター×2個、ミッドレンジ×2個、サブウーハー×2個 の合計出力70Wの強力なサウンドシステムが与えられています。
それらを活かした「スタジアムサラウンド機能」により、臨場感溢れれる音響を体験することが可能です。
- 高透過率UV2A液晶によるメガコントラスト
高い光透過率を誇るUV2A液晶により、従来の液晶よりも高輝度を確保でき、引き締まった黒を再現すると共に、高いコントラスト比を実現しました。
直下型LEDバックライトとの組み合わせでメガコントラストを表現可能にしています。
8T-C70BW1の「もう一つ」な点
- 8Kチューナー非搭載
8K解像度の超ド級液晶を搭載する8T-C70BW1ですが、なんと8Kチューナーが搭載されていません。
折角の高解像度液晶パネルを十分に活かすことが出来ないのは非常に残念です。
さらに残念なのは、現在同社から発売されている8Kチューナーとの互換性もない為、8K番組をすぐに楽しむ方法は今のところありません。
- 液晶トップクラスの消費電力
8T-C70BW1 は消費電力が最大520Wになっています。この値は同じサイズの他社液晶テレビと比べても非常に高い値で、サイズクラス内ではトップクラスの消費電力です。
SONYのX9500Gシリーズの75インチモデルでも300W後半ですから、非常に高いことが分かります。
8T-C70BW1総評
SHARPが進める高解像度テレビ戦略の一つである8Kテレビの新モデルが発売されました。
既にBS NHKでは8K放送も始まっていることから、オリンピックを超解像度で視聴することが出来ると期待したいところですが、8Kチューナーが搭載されていないという決定的なデメリットが目立ってしまいました。
さらに残念なことに、現在同社が発売する外付け8Kチューナーとの互換性もない為、現在8T-C70BW1で8K番組を楽しむ方法はありません。
現在策定が進められている1本のHDMIケーブルでの8K伝送が実現するまでは、「4Kが見れる8Kテレビ」というチグハグな一台になってしまいました。
搭載されている映像処理エンジン自体は、同社の最高峰「Medalist Z」が搭載されていることから、画質への期待度は高いでしょう。それだけに8K非対応が非常に悔やまれます。
その他に関しては、合計70Wのサウンドシステム搭載で、臨場感あふれる音響を楽しむことが出来るのはプラスポイントです。
このクラスを購入する方にとっては関係ないかもしれませんが、消費電力が非常に高い為、気軽につけっぱなしは気を付けたほうが良いでしょう。
約600Wに迫る勢いですから、常に電子レンジが回っていると思ってもらって構わないぐらいですね。
もちろん価格もド級ですから、コストパフォーマンスを求める層には全くお勧めできません。
とりあえずこのテレビは、後に実現するであろうHDMI 1本での8K伝送技術町となる為、急いで購入する必要はないかと思います。
ちなみにSHARPが推し進めるAIとの融合AIoT「COCORO VISION」はもちろん搭載されています。
正直8K狙いの場合でもこのモデルは今は買い時ではないかと。
8T-C70BW1は買いなのか?
こんな方にオススメ
- 8Kに備えておきたい
- 最新テレビに触れておきたい
- 消費電力は気にしない
こんな方はちょっと待った
- コスパ重視
- 8K番組が見たい
- 消費電力が気になる
8T-C70BW1の評価(MAX★5)
画質 | ★★★★ |
録画機能 | ★★★ |
VODサービス | ★★★ |
コストパフォーマンス | ★ |
ファミリーユース(家族向け) オススメ度 | ★★ |
シングルユース(一人暮らし向け) オススメ度 | ★ |
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