Hisense U7Hシリーズは買いか?(43U7H/50U7H/55U7H/65U7H/75U7H/85U7H)
Hisenseの普及帯モデル【U7Hシリーズ】のポイントを紹介していきます。
U7Hシリーズは幅広いラインナップを備えたモデルで、たくさんのニーズに応えるべく投入されたモデルとなります。
一つ下にA6Hシリーズがありますが、最も簡単な分け方はA7Hは「倍速液晶」搭載で、A6Hは「倍速液晶」非搭載となります。
画面サイズは、43/50/55/65/75/85インチがラインナップされています。
基本仕様
発売時期 | 43,85インチ:2022年7月 50,55,65,75インチ:2022年6月 |
パネル | 43,50,65,85インチ:VA 55,75インチ:ADS |
バックライト | 直下型 |
解像度 | 4K(3840×2160) |
対応HDR | HDR10/HLG/HDR10+/HDR10+Adaptive/Dolby Vision/Dolby Vision IQ |
8Kチューナー | - |
4K BS/CSチューナー | 2 |
地上デジタルチューナー | 3 |
BS/CS デジタルチューナー | 3 |
外付けHDD録画 | ○ |
裏録画 | ○ |
倍速駆動 | ○ |
SeeQVault | - |
ARC | ○(eARC) |
LAN | 有線/Wi-Fi |
定格消費電力 | 43インチ:143W 50インチ:130W 55インチ:150W 65インチ:230W 75インチ:250W 85インチ:380W |
VOD対応状況 | |
---|---|
AbemaTV | ○ |
Amazonプライムビデオ | ○ |
DAZN※初回31日間無料 | - |
DMM.com※初回2週間無料 | ○ |
dTV※初回31日間無料 | ○ |
GYAO | - |
Hulu※初回2週間無料 | ○ |
NETFLIX | ○ |
TSUTAYA TV※初回30日間無料 | - |
U-NEXT※初回30日間無料 | ○ |
スカパーオンデマンド | - |
Youtube | ○ |
アクトビラ | - |
Paravi | ○ |
ひかりTV | - |
TVer | - |
※最新の情報については、メーカーホームページをご確認ください
U7Hシリーズ各ポイント評価
【録画・チューナー関連】
U7Hシリーズは、4K2系統、地デジ3系統、BS/CS3系統が搭載されており、ネイティブで4K放送を視聴・録画することが可能です。
チューナー数については最近では普通の数ですので、特筆することはありません。
U7Hには録画用HDDが内蔵されておりませんので、レコーダーなしで録画する場合は別途市販の外付けHDDを購入する必要があります。
最近では大容量モデルも安価になっておりますし、4K番組を録画するのであれば大容量モデルがおすすめです。
【2022最新】おすすめ外付けHDD 3選
【画質】
U7Hはサイズによって採用されているパネルが変わってきます。
55インチと75インチモデルはADSが採用されており、それ以外はVAパネルが採用されています。
ADSとVAを比べた時に、一長一短ありますが、総合的にはADSが優れており、できればADSを選びたいところです。
ですがVAにももちろんメリットがあり、ADSよりも優れたコントラスト比を稼ぐことができ、メリハリのある映像を演出することが可能なので、自分の好きな画によって決めると良いかもしれません。
バックライトには直下型LEDが採用されており、安価なエッジ型と比べて高画質な映像を演出できます。
さすがにローカルディミング搭載とまではいきませんでしたが、このクラスであれば十分でしょう。
しかし高画質化機能でいえば、U9Hとほぼ同じであるため、お得感は高いです。
【サウンド】
全サイズ共通で合計出力40Wのスピーカーシステムが採用されており「フルレンジ×2、サブウーファー×1」構成となっています。
フルレンジで大体の音域をカバーし、低音はサブウーファーでカバーしており、超絶良音というわけにはいきませんが、番組を視聴するには全く十分な性能です。
もしさらに音響を強化したい場合は、別途外付けサウンドバーやシアターシステムを導入すると良いでしょう。【2021最新版】おすすめサウンドバー5選【音にこだわれ!!】
【デザイン】
よくある4辺ベゼルレスデザインが採用されており、スッキリとした印象となっています。
しかしスタンドデザインが他のメーカーにないような、力強いスタンドとなっており、ここは好みが分かれるかもしれません。
力強いスタンドは65インチ以下のモデルに採用されており、75インチ以上のモデルは他メーカーでも採用されているセパレートタイプが搭載されています。
【その他】
ゲーム性能に関しても4K120p入力に対応し、可変リフレッシュレート・自動低遅延モードにも対応している点も注目で、AMD のFreeSyncにも対応しており、力の入れようがうかがえます。
VOD対応状況は良好で海外サービスは困ることはないでしょう。
国内VODサービスについては対応していない会社もちらほらあるので、自分が使用するVODサービスに対応しているかをご確認ください。
【価格】
価格は執筆時点の価格com最安値で43インチ:75,000円・50インチ:77,000円・55インチ:97,000円・65インチ:128,000円・75インチ:180,000円・85インチ:307,000円となっています。
85インチは生産数の問題などなどで一気に価格が跳ね上がっていますが、そのほかのサイズに関しては割と安いほうという印象で、さすがHisenseといったところですね。
U7Hシリーズは買いか?
Hisenseの液晶モデルの中ではハイグレードとして登場した本モデルですが、最上位のU9Hとの大きな違いがMiniLEDとスピーカーシステムです。
中身の映像処理エンジンはU9Hと同じですし、サウンドのソフト処理はスピーカーシステムが違うので異なるのは致し方ありません。
その他はほとんどU9Hと同じようなスペックですから、MiniLEDとスピーカーシステムが必要なければ有力候補になるのではないでしょうか。
最終的にU7Hシリーズが買いかどうかと言われれば、私は「買い」 であると言えます。
そもそもHisense自体がハイコスパな商品を出すということで有名であり、最近ではそのコスパにさらに磨きがかかっていると思います。
今回のU7Hは最上位モデルと比べるともちろん劣る部分はありますが、こだわらなければ最低限でバランスの良いモデルではないかと思います。
サイズラインナップも多くあるので、小さいサイズが欲しいニーズにも応えられる点も+ポイントです。
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