LG Z1シリーズってどう?(OLED77Z1PJA/OLED88Z1PJA)
LGエレクトロニクスの8K有機ELテレビシリーズ【Z1シリーズ】のポイントを紹介していきます。
近年少しづつ増えてきた8K解像度を持つ有機ELパネルが搭載された8Kテレビになります。
もちろん8Kチューナーも搭載されていますが、価格もビッグです。
画面サイズは、77インチ/88インチがラインナップされています。
基本仕様
発売時期 | 2021年8月 |
パネル | 有機EL(OLED) |
バックライト | - |
解像度 | 8K(7680×4320) |
対応HDR | HDR10 Pro/ HLG / DolbyVision IQ |
8Kチューナー | 1 |
4K BS/CSチューナー | 2 |
地上デジタルチューナー | 3 |
BS/CS デジタルチューナー | 3 |
外付けHDD録画 | ○ |
裏録画 | ○ |
倍速駆動 | ○ |
SeeQVault | - |
ARC | ○(eARC) |
LAN | 有線/Wi-Fi |
定格消費電力 | 77インチ:802W 88インチ:1083W |
VOD対応状況 | |
---|---|
AbemaTV | - |
Amazonプライムビデオ | ○ |
DAZN※初回31日間無料 | ○ |
DMM.com※初回2週間無料 | - |
dTV※初回31日間無料 | - |
GYAO | - |
Hulu※初回2週間無料 | ○ |
NETFLIX | ○ |
TSUTAYA TV※初回30日間無料 | ○ |
U-NEXT※初回30日間無料 | ○ |
スカパーオンデマンド | - |
Youtube | ○ |
アクトビラ | - |
Paravi | ○ |
ひかりTV | ○ |
TVer | - |
※最新の情報については、メーカーホームページをご確認ください
Z1シリーズ各ポイント評価
【録画・チューナー関連】
Z1シリーズは、8K1系統、4K2系統、地デジ3系統、BS/CS3系統が搭載されており、ネイティブで8K放送を視聴・録画することが可能です。
昔SHARPが出した、8Kテレビだけど8Kチューナーが無いというような残念仕様ではなく、しっかりと8Kチューナーが搭載されたモデルになりますので、その点は安心ですね。
8Kチューナーは1系統しかないため、W録はできませんが、そのほかは2系統以上搭載されています。
【画質】
8K解像度を搭載している本機には、映像処理エンジンにα9 Gen4 AI processor 8Kが搭載されています。
α9 Gen4エンジンは、同社の最上位モデルに搭載されるエンジンで、様々な視点から高画質化をアプローチします。
8Kへのアップスケーリングやサウンドと映像のバランスを考えた演出など多岐にわたり高画質をサポートしてくれます。
また、搭載されているパネルはダイナミックレンジ幅が一般的なテレビよりも1.5倍の段階が刻まれており、明暗表現が非常に豊かにできます。
【サウンド】
ツィーター×2 ミッドレンジ×2 ウーファー×2の合計6基で最大出力80Wのパワーを持ったスピーカーが搭載されています。
ウーファーは2つで40Wのパワーですから、割と低音は聞ける音かもしれません。
筐体が大きいのでそれなりに設計にゆとりを持たすことができるため、音の表現は一般的なテレビよりも優秀です。
ただし、後ろからのなどは物理的に厳しい為、ホームシアターセットなどを導入することをお勧めします。
【2021最新版】おすすめサウンドバー5選【音にこだわれ!!】
【デザイン】
有機ELの特性を生かした極薄の本体に威風堂々なスタンドを兼ね備えて、いかにも高級モデルという風格が伝わってくるようなデザインです。
また、最低サイズが77インチとそれなりに大きい為、存在感があるかと思いがちですが、狭ベゼルや薄さがそれを感じさせません。
設置方法としてはこれだけの大画面であれば壁掛けがスタイリッシュに設置できるのではないでしょうか。
【その他】
海外メーカーということもあり、VOD対応状況に関してはやや不足しているといった印象です。
世界で展開しているサービスには大体対応していますが、dTVをはじめとする国内専用サービスには対応していません。
ただ、国内サービスすべてに対応していないわけではなく、ParaviやU-NEXTなど一部は対応しています。
VODで選ぶというよりも、コスパの良い8Kテレビを求める場合は全然ありではないでしょうか。
ちなみに消費電力は88インチモデルで驚きの1000W越えですから、使用する際はコンセントの使用方法に注意が必要です。
【価格】
価格は執筆時点の価格com最安値で77インチ:2,080,000円・88インチ:2,450,000円となっています。
有機ELでLGのフラッグシップモデル、さらに超特大サイズとなると説明するまでもなく価格はビッグになります。
こういったモデルを買う場合はある程度の金額は覚悟しなければならないでしょう。
総評
有機ELで世界をリードするLG社のフラッグシップ8Kテレビというのが本モデルですが、割と切り開く意味合いでもこの商品が投入されているのではと感じます。
もちろん画質は申し分なしで、このサイズの有機ELを扱っているメーカーは多くありません。
価格はかなり高い金額となりますが、様々な意味でそれだけの価値を持ったテレビということでしょう。
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