REGZA 49Z730X【ポイント紹介】
このページでは、TOSHIBAの4K液晶テレビ「49Z730X」のポイントを紹介していきます。
「49Z730X」はREGZAの液晶テレビの中で最もグレードの高い「Z730Xシリーズ」に属しています。
同時に発表されたRZ630XやM530Xとは、映像処理エンジンやパネルも異なり、一線を隔したスペックに仕上がっています。
サウンドシステムも強化されており、すべての装備がさすがハイエンドモデルと感じさせてくれます。
49インチモデルの他に43インチ/55インチ/65インチがラインナップされています。
基本仕様
基本仕様 | 49Z730X |
---|---|
パネル | IPS |
バックライト | 全面直下LED(エリアコントロール) |
解像度 | 4K(3840×2160) |
HDR(ハイダイナミックレンジ) | ○(HLG・HDR10) |
8Kチューナー | – |
4Kチューナー | 2(BS/CSのみ) |
地上デジタルデジチューナー | 9 |
BS/CSデジタルチューナー | 3 |
外付けHDD録画 | ○ |
複数同時録画 | ○(4Kは1番組) |
倍速駆動 | ○ |
SeeQVault | ○ |
ARC | ○ |
インターネット | 有線/無線 |
定格消費電力 | 230W |
VOD対応状況 | |
---|---|
AbemaTV | ○ |
Amazonプライムビデオ | - |
DAZN | ○ |
DMM.com | ○ |
dTV | ○ |
GYAO | - |
Hulu | ○ |
NETFLIX | ○ |
TSUTAYA TV | ○ |
U-NEXT | ○ |
YouTube | ○ |
アクトビラ | ○ |
アクトビラ 4K | ○ |
スカパー(オンデマンド) | ○ |
ニコニコ動画 | - |
ひかりTV | ○ |
ひかりTV 4K | ○ |
さらに詳しい仕様についてはメーカーホームページを確認してください。
49Z730XのGoodな点
- 4K BS/CSチューナーを2系統搭載
Z730Xシリーズの先代、Z720Xシリーズでは4K BS/CSチューナーは1系統しか搭載していませんでしたが、今回2系統搭載されました。
よって裏で4K番組を録画することが可能になり、さらに4K番組を楽しむことが出来ます。
4K番組の視聴を考えている方はこちらもご覧ください→4K放送を受信するために準備する点
- 49Z730X単独でタイムシフト可能
49Z730Xには、タイムシフト専用地デジチューナーが6つ搭載されています。
6つのチューナーを使用することで、地デジ番組を最大6チャンネル分まるごと録画することが出来ます。
もちろん外付けHDDを増設することでさらに録画時間を延ばすことも可能です。
見たい番組を録画するのではなく、既に録画された番組から見たい番組を選ぶという画期的な視聴スタイルを可能にします。
- 最新最上位レグザエンジン「Professional」搭載
49Z730Xには最新で最上位の映像処理エンジン「レグザエンジン Professional」が搭載されました。
映像分析機能などが強化され、より4Kとの親和性を高め、細かいディティールもしっかり表現することで、より高い精度を求める層にも納得いただける表現が可能になっています。
- 重低音「バズーカオーディオシステム PRO」装備
先代のZ720Xシリーズに搭載されていた「バズーカオーディオシステムPRO」を改良した「レグザバズーカオーディオシステムPRO」が49Z730Xに搭載されています。
「重低音バズーカウーファー」と「大型バスレフ2ウェイスピーカー」を搭載し総合出力80Wでマルチアンプ駆動の強力なサウンドシステムになっています。
さらに、下位モデルには搭載されていない「ツィーター」も搭載されているため、幅広い音域で威力を発揮します。
- 専用ゲームモード搭載
49Z730Xにはゲームをする際に威力を発揮する専用モード「4Kゲーム・ターボプラス」があります。
液晶パネルは、その原理から遅延量が多く、コントローラーの入力から画面が動くまで少しの時間差があります。
格闘ゲームなどタイミングがシビアな状況では非常にプレイし辛い点という点があります。
しかし「4Kゲーム・ターボプラス」では最速0.83msecの低遅延を実現しており、ゲームに最適です。
49Z730Xの「もう一つ」な点
- タイムシフトは地上デジタルのみ
今回注目機能となるタイムシフトですが、対象チャンネルは地上デジタルの6チャンネルになります。
BC/CSは対象外の為、タイムシフトを使用することが出来ません。
BS/CSも録画対象にしたい場合は、別途「M08シリーズ」等の全録機が必要になります。
- リモコンにVODボタンが増えた
少し前からメインメニューを経由せず、チャンネルを選局するように直接VODサービスを選択することが出来るボタンが、リモコンに標準搭載されるようになりました。
以前はNETFLIXだけでしたが、今回の49Z730Xのリモコンでは「Abema」「NETFLIX」「Hulu」「U-NEXT」「Youtube」「dTV」ボタンが配置されています。
この中でよく使用するVODサービスがあれば便利ですが、一般的な観点からは邪魔でしかありません。
VODサービスボタンは、間違って押してしまうとサービスが起動するまでの間は操作が出来なくなります。
49Z730Xは買いなのか?
こんな方にオススメ
- 4K番組を裏で録画したい
- 見たい番組をよく録り逃がす(地デジ)
- テレビでゲームをする
- 重低音/高音質で楽しみたい
- 大画面テレビが欲しい
こんな方はちょっと待った
- 既に全録機を別で持っている
- BS/CSもタイムシフト録画したい
49Z730X総評
49Z730Xは、先代のZ720Xの正統進化モデルと言えるでしょう。
新開発レグザエンジン Professionalやタイムシフト機能の継承、さらに先代では搭載されていなかった重低音強化の「バズーカオーディオシステムPRO」が与えられ、画質面でも音質面でも隙のない一台に仕上がっています。
パネルはIPSを搭載し、高視野角・色再現性においても十分な性能が見込めます。
但しVAに比べてコントラストが低い傾向にありがちですが、直下型LEDのエリアコントロールにより、黒色を映えさせ弱点を補っています。
REGZA液晶テレビシリーズのトップに相応しい一台ですね。
ただし、タイムシフト対象になっているのは地上デジタルである為、BS/CSもタイムシフトで録画したい場合は要注意です。
BS/CSもタイムシフトで録画したい場合は同社の「M08シリーズ」等の全録機が必要になります。
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