【ポイント紹介】AQUOS AW1シリーズ(8T-C60AW1)
このページではSHARP AQUOSブランドから発表されている8Kディスプレイ搭載の「AW1シリーズ」のポイントを紹介します。
「AW1シリーズ」は同時に発表された8Kチューナー搭載モデル「AX1シリーズ」の兄弟モデルです。
主な違いは「AW1シリーズ」は8K及び4Kチューナーが搭載されていません。
サイズラインナップは60インチのみとなっております。
基本仕様
| 基本仕様 | AW1シリーズ |
|---|---|
| パネル | VA |
| バックライト | 直下型LED |
| 解像度 | 8K(7680×4320) |
| HDR(ハイダイナミックレンジ) | 〇(HDMI入力対応) |
| 8Kチューナー | – |
| 4Kチューナー | – |
| 地デジ/BS/CSチューナー | 3 |
| 外付けHDD録画 | 〇 |
| 複数同時録画 | 〇 |
| 倍速液晶 | ○ |
| SeeQVault | 〇 |
| ARC | 〇 |
| インターネット | 有線/無線 |
| 定格消費電力 | 480W |
| VOD対応状況 | |
|---|---|
| AbemaTV | － |
| Amazonビデオ | 〇 |
| DAZN | 〇 |
| DMM.com | 〇 |
| dTV | 〇 |
| GYAO | － |
| Hulu | 〇 |
| Netflix | 〇 |
| niconico | － |
| TSUTAYA TV | 〇 |
| U-NEXT | 〇 |
| YouTube | 〇 |
| アクトビラ | － |
| アクトビラ4K | － |
| ひかりTV | － |
| ひかりTV4K | － |
さらに詳しい仕様についてはメーカーホームページを確認してください。
SHARP AQUOS AW1シリーズー仕様
AW1シリーズのGoodな点
- AQUOS史上最高画質パネル搭載
SHARP自体がAQUOS史上最高画質と謳っているように、「広色域」「高輝度」「高精細」全てを兼ね備えた8K解像度ディスプレイの画質には圧巻の一言です。
- ONKYOとタッグを組んだ合計5つ最大出力55Wスピーカーを搭載
AW1シリーズには音響機器メーカーとして有名な「ONKYO」社と共同開発をした合計5つ最大出力55Wの高性能スピーカーを搭載しています。
大画面に負けない高音質で映像を楽しむことが可能です。
AW1シリーズの「もう一つ」な点
- 8K&4Kチューナーを搭載していない
折角のAQUOS史上最高の8Kディスプレイを搭載しているのに肝心の8Kチューナーを搭載していません。
それどころか4Kチューナーすらも搭載しておらず、折角の高解像度ディスプレイが宝の持ち腐れとなってしまっています。
よって8K放送4K放送を視聴するには別途対応外付けチューナー「8S-C00AW1」が必要になります。
- 消費電力がかなり高い
AX1シリーズの消費電力は60インチモデルで526W、70インチで536W、80インチモデルにもなると消費電力は825Wにもなります。
液晶テレビではありますがハイエンド有機ELモデルと同等かそれ以上の電力を必要とするため、長時間テレビをONにする場合は電気代に注意が必要です。
といってもこのクラスを購入する方は電気代を気にしてはいないと思われますが。。。
AW1シリーズは買いなのか？
こんな方にオススメ
同時発表の8Kチューナー搭載モデルである「AX1シリーズ」の60インチモデルと比べると、本記事執筆当時の最安値ベースで比較すると「AX1シリーズ」の60インチモデルと比べると15万円ほど安い為、8Kディスプレイのみが必要で価格を抑えたい方はこちらを検討されても良いかもしれません。
※現時点で「AW1シリーズ」に8K入力を実現させるには「AW1シリーズ」の端子の都合上HDMI4本を使用しての入力となります。となると接続できる機器がかなり限られていることをご承知ください。
こんな方はちょっと待った
4K チューナー搭載テレビや8Kチューナー搭載テレビを検討している方は「AW1シリーズ」はオススメしません。
先述した通り、この「AW1シリーズ」は、8Kディスプレイを搭載している代わりに4Kチューナーや8Kチューナーを搭載していません。
よって4K本放送をテレビのチューナーで楽しみたい方や、そこまで最新技術で派内が4Kテレビを検討している場合は、8Kは完全にオーバースペックですし、価格も高いのであまりオススメはでき来ません
AW1シリーズ総評
同時に発表された8Kチューナーモデルである「AX1シリーズ」があるので、あえて8K&4Kチューナーを搭載していないこのモデルにニーズがあるのか少々疑問があります。
SHARPはこのように同筐体でスペックを落としたモデルを投入することが多いのですが、毎回ターゲットが不明です。
価格自体も本記事執筆当時の最安値で40万強となっており、他社の4K同サイズモデルと比べると圧倒的に高いです。
しかし他社の4K同サイズモデルと比べると、勝っている部分は液晶性能だけである為そこに「高額な差額を埋めるだけの理由」があればないことはないですが、正直オススメはしません。
何らかの理由で8Kディスプレイが必要であるとかでない限り、8Kチューナーを搭載している「AX1シリーズ」の購入をオススメします。