全自動ディーガ DMR-4X1000ってどうなの?

評価:8.5
このページでは、Panasonicの【全自動ディーガ】シリーズから発表されているフラッグシップブルーレイレコーダー【DMR-4X1000】のポイントを紹介します。
【DMR-4X1000】は、「全自動」を前面に押し出したモデルで、10TBの超大容量HDDに8ch×24時間×28日間録画可能なチューナー構成でテレビ視聴のスタイルを変えるモデルです。
もちろん4Kチューナーも2系統搭載され、4K長時間録画に対応しているなどモンスタースペックとなっています。
DMR-4X1000基本仕様
| 発売時期 | 2020年3月 |
| 内蔵HDD容量 | 10TB(10000GB)) |
| 4K BS/CSチューナー | 2 (地デジ/BS/CSと共用) |
| 地デジチューナー | 11 (BS/CSと共用:4 地デジ専用:5 4K BS/CSと共用2) |
| BS/CS デジタルチューナー | 6 (地デジと共用:4 4K BS/CSと共用:2) |
| 4K 出力 | ○ |
| HDR出力 | ○ |
| 長時間録画モード | 最大15倍(4Kは12倍) |
| 複数同時録画 | ○(11番組) |
| タイムシフト録画 | ○ |
| 外付けHDD録画 | ○ |
| SeeQVault | ○ |
| 対応メディア(再生) | BD-R/-R DL/-R XL/-RE/-RE DL/-RE XL |
| DVD±R/±R DL/±RW/-RAM | |
| CD-R/RW | |
| 対応メディア(録画) | BD-R/-R DL/-R XL/-RE/-RE DL/-RE XL |
| DVD-R/-R DL/-RW/-RAM | |
| ー | |
| ULTRA HD Blu-ray | ○ |
| 3D対応 | ○ |
| 対応リンク機能 | ビエラリンク |
| リモート予約 | ○ |
| 番組持ち出し | ○ |
| インターネット | ○(無線/有線) |
| 消費電力 | 56W |
| VOD対応状況 | |
|---|---|
| AbemaTV | ― |
| Amazonプライムビデオ | ○ |
| DAZN※初回31日間無料 | ○ |
| DMM.com※初回2週間無料 | ― |
| dTV※初回31日間無料 | ○ |
| GYAO | ― |
| Hulu※初回2週間無料 | ○ |
| NETFLIX | ○ |
| TSUTAYA TV※初回30日間無料 | ○ |
| U-NEXT※初回30日間無料 | ○ |
| Paravi | ○ |
| Youtube | ○ |
| アクトビラ | ○ |
| アクトビラ 4K | ○ |
| ひかりTV | ― |
| ひかりTV 4K | ― |
仕様についてはメーカー側で予告なく変更されることがあります。
最新の状況はメーカーホームページを確認してください。
DMR-4X1000のGoodな点
- 4K放送も撮れる最大10ch全録機能
DMR-4X1000には、4Kチューナー2系統、通常の地上デジタルに至っては11チューナーも搭載しています。
この豊富なチューナーを使用して、8ch×24時間×28日間の連続録画、いわゆる「全録」が可能であり、見たい番組を予約するのではなく、録画された番組から見たい番組を見るというように新たな視聴スタイルへと進化できます。
従来の予約忘れなどが無くなる上、今までは予約しようと思わなかった番組も実は面白かったという発見などテレビに対する考え方が変わる大きな機能です。


- 豊富なVOD(動画配信)サービス対応状況
レコーダーは基本的にVOD(動画配信)サービスに対応していることは少なく、もし対応していてもかなり厳しいラインナップであることが多いです。
しかしDMR-4X1000は、テレビにも負けないVOD(動画配信)サービス対応状況であり、VOD(動画配信)を楽しみたいというニーズにもしっかりと応えます。
- 強力な4K高画質に加えて多機能な明るさ調整
DMR-4X1000にはレコーダーとは思えない高画質機能が備わっています。4Kアップコンバートやノイズ低減処理、さらには4X1000のみに搭載されている「HDRトーンマップ」処理、「ガンマ調整」など明るさ調整についても多機能さが際立ちます。


DMR-4X1000の「もう一つ」な点
- 業界トップクラスの値段
これだけのハイスペックですから、価格もハイスペックです。
スタンダードなモデルであれば、6台ぐらい購入できるぐらいの価格になっています。
DMR-4X1000総評
他のメーカーのフラッグシップモデルと比べてもかなりフラッグシップ感を感じるモデルと思います。
そもそも10TBの内蔵HDDは業界トップクラスであり、チューナー数も同じことが言えます。
しかしキャパシティを大きくしただけではなく、ちゃんと画質や足元も細かい機能についても充実させてきている点も高評価です。
録画機能については、8ch×24時間×28日間の全録及びフルに機能を使用すればプラス2ch×24時間×13日間録画可能です。
4K番組については、全録できるのは1chではありますが、現在のレコーダー界の状況を見るとそれでもすごいことです。
これを1台で実現した点は、「すごい」の一言に尽きます。
「あの番組予約忘れた~」なんていう人は絶滅するのではないでしょうか。
高画質化機能についても、テレビ顔負けの多機能っぷりを発揮しています。
もちろんノイズ処理などは朝飯前で、特にHDR処理を初めとする明るさ調整の機能の豊富さにびっくりしました。
「ガンマ調整」「HDRトーンマップ」周囲の明るさによって輝度を買える「ダイナミックレンジ調整」などです。
中でもガンマ調整とHDRトーンマップに関しては、DMR-4X1000にしか搭載されていない機能ですから、いかに特別であるかが感じ取れます。
気になるBDドライブについても最新のULTRA HD Blu-rayに対応しています。
付随機能については、ディーガシリーズの一応し機能であるおうちクラウド機能ももちろん搭載されているので、レコーダーで写真や音楽などを一元管理することが出来ます。
VOD(動画配信)サービスについてもハイスペックテレビ顔負けの対応状況ですから、VOD目当てで購入しても満足いくでしょう。
執筆時点での価格.com最安値は330,000円前後と、価格もモンスタースペックにびっくりです。
ただ搭載されている機能を考えると不思議なことに高くないと感じてしまうのが怖いところですね。
さすがにこの値段ですから、購入者を選びそうですが、もし手が届くのであればぜひ挑戦していただきたいモデルです。
DMR-4X1000は買いなのか?
こんな方にオススメ
- 予約をよく忘れる
- 4K番組を見たい
- とにかくハイスペック
- VOD(動画配信)サービス用のデバイスとしても使う
- 4Kをさらなる高画質で見たい
こんな方はちょっと待った
- コスパ重視
DMR-4X1000の評価(MAX★5)
| 録画機能 | ★★★★★ |
| 主要機能対応状況 | ★★★★★ |
| 便利機能充実度 | ★★★★★ |
| コストパフォーマンス | ★ |
| ファミリーユース(家族向け) おすすめ度 | ★★★★★ |
| シングルユース(一人暮らし) おすすめ度 | ★★★ |












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