FUNAI 3040シリーズって正直どう?(FL-43U3040)
本記事ではFUNAIの4K対応液晶テレビ【3040シリーズ】のポイントを紹介していきます。
このモデルは最近ではあまり見かけなかった「4Kチューナー非搭載」の4K解像度テレビとなります。
また、VODサービス未対応でもあります。
画面サイズは、43インチのみがラインナップされています。
基本仕様
発売時期 | 43インチ:2021年6月 |
パネル | メーカー非公表 |
バックライト | メーカー非公表 |
解像度 | 4K(3840×2160) |
対応HDR | HDR10/ HLG |
8Kチューナー | - |
4K BS/CSチューナー | - |
地上デジタルチューナー | 2 |
BS/CS デジタルチューナー | 2 |
外付けHDD録画 | ○ |
裏録画 | ○ |
倍速駆動 | - |
SeeQVault | - |
ARC | ○ |
LAN | 有線のみ |
定格消費電力 | 43インチ:82W |
VOD対応状況 | |
---|---|
AbemaTV | - |
Amazonプライムビデオ | - |
DAZN※初回31日間無料 | - |
DMM.com※初回2週間無料 | - |
dTV※初回31日間無料 | - |
GYAO | - |
Hulu※初回2週間無料 | - |
NETFLIX | - |
TSUTAYA TV※初回30日間無料 | - |
U-NEXT※初回30日間無料 | - |
スカパーオンデマンド | - |
Youtube | - |
アクトビラ | - |
Paravi | - |
ひかりTV | - |
TVer | - |
※最新の情報については、メーカーホームページをご確認ください
3040シリーズ各ポイント評価
【録画・チューナー関連】
3040シリーズは、地デジ2系統、BS/CS2系統が搭載されており、冒頭でも説明した通り4Kチューナーは搭載されていません。
ただし、パネル自体は4K解像度に対応しているため、別売りの外付け4Kチューナーを購入することで、4K番組を楽しむことができるモデルとなっております。
なので4K番組は単体で視聴・録画できませんのでご注意ください。
【画質】
搭載されているパネルやバックライトが残念ながらメーカー非公表となっており、どんなパネルでどんなバックライトであるのかがわかりませんでしたので、言及は控えます。
高画質化技術に関しては4Kチューナー非搭載ということで、メーカーも力を入れていないのか、あまり充実しているという印象ではありません。
また、メーカーの仕様上はFUNAIであれば「クリアピクス」などの画質エンジンが省かれおり、画に関しては厳しい評価になります。
【サウンド】
バスレフ型のフルレンジスピーカー2個構成となっています。
グレードがグレードですし、スピーカー構成も構成なので高音質には期待できませんが、最低限テレビを見るうえでの音は出ます。
もう少し良い音質を求める場合は、別途サウンドバーやシアターシステムを購入して設置することをお勧めします。
【2021最新版】おすすめサウンドバー5選【音にこだわれ!!】
【デザイン】
よくある4辺狭ベゼルデザインとなっています。
一つ上の3040シリーズと少しデザインが似ており、セパレートタイプのスタンドとスタンド本体のデザインも同じですから、筐体を共用しているものと思われます。
【その他】
3040シリーズから下は、AndroidTVが搭載されていません。
なのでインターネットを使用したサービスなどは全く使用することができず、VODサービスにもすべて非対応となっております。
【価格】
価格は執筆時点の価格com最安値で43インチ:43,000円となっています。
機能を限界まで削って43インチでこの価格設定は、いささか微妙なラインと言わざるをえません。
総評
3040シリーズは、4K解像度対応のパネルは搭載されていますが、肝心の4Kチューナーがありません。
昔はそういったモデルがほとんどでしたが、今ではそんな製品はほとんどなくなりました。
そんな時にFUNAIが新製品として出してきたのは、おそらく4Kディスプレイとしての用途を考えているのではないかと思います。
最近ではテレワークなども増えてきており、大画面で仕事をする方も増えていますから、日中はテレワーク用のディスプレイとして使用し、夜はテレビを見るといった使い方を想定しているのかもしれません。
しかし「テレビ」として評価したときに、どうしてもこのモデルは買ってはいけない部類になると思います。
なので、3040シリーズを購入する場合は、明確な用途を設定して購入することをおすすめします。
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