SHARP AQUOS 8T-C85DX1ってどうなの?
SHARPのAQUOS DX1ライン【8T-C85DX1】のポイントを紹介します。
8K解像度を描画できるパネルを搭載し、同社の新技術「mini LED」が採用されたモデルになります。
液晶パネルの構成も改良が加えられている点にも注目です。
85インチの他に、65インチ/75インチがラインナップされています。
基本仕様
発売時期 | 2021年10月 |
パネル | メーカー非公開 |
バックライト | 全面直下LED |
解像度 | 8K(7680×4320) |
対応HDR | HDR10+ / HLG / DolbyVision |
8K BSチューナー | 1 |
4K BS/CSチューナー | 2 |
地上デジタルチューナー | 3 |
BS/CS デジタルチューナー | 3 |
外付けHDD録画 | ○ |
裏録画 | ○ |
倍速駆動 | ○ |
SeeQVault | - |
ARC | ○ |
LAN | 有線/Wi-Fi |
定格消費電力 | 602W |
VOD対応状況 | |
---|---|
AbemaTV | ○ |
Amazonプライムビデオ | ○ |
DAZN※初回31日間無料 | ○ |
DMM.com※初回2週間無料 | - |
dTV※初回31日間無料 | ○ |
GYAO | ○ |
Hulu※初回2週間無料 | ○ |
NETFLIX | ○ |
TSUTAYA TV※初回30日間無料 | ○ |
U-NEXT※初回30日間無料 | ○ |
スカパーオンデマンド | - |
Youtube | ○ |
アクトビラ | - |
Paravi | ○ |
ひかりTV | - |
TVer | ○ |
※最新の情報については、メーカーホームページをご確認ください。
8T-C85DX1各ポイント評価
【録画・チューナー関連】
8T-C85DX1は、8K1系統、4K2系統、地デジ3系統、BS/CS 3系統が搭載されており、ネイティブで4K放送を視聴・録画することが可能です。
本機は8Kチューナーを1系統搭載しており、ネイティブで8K放送を視聴することが可能となっています。
4Kは2系統なので裏で録画ができることはもちろん、通常の地デジやBS/CSは3系統ですから、視聴や録画に
困ることは少ないでしょう。
【画質】
本モデルは、バックライトにSHARP新開発となる「mini LED」が採用されています。
mini LEDはバックライトに使われるLEDの個数を従来モデルから約72倍の個数を敷き詰めており、光量が圧倒的に向上しています。また、それぞれで輝度制御が可能な「アクティブmini LED駆動」機能により従来モデルと比べてより高い輝度制御が可能となっています。
また、映像処理エンジンにも、新しい「Medalist Z2X」が搭載されています。新しいバックライトなどに最適化されており、新技術と相まって有機ELに迫るコントラスト表現が可能となりました。
そのほかにも低反射と広視野角を両立した「N-Wideパネル」や液晶パネルの構成を改良が可能にした「量子ドットリッチカラー」など8Kにふさわしい映像美に仕上がっています。
【サウンド】
サウンドはツィーター×2個、ミッドレンジ×2個、サブウーハー×2個、ハイミッドレンジ×2個の「 AROUND SPEAKER SYSTEM PLUS 」を採用し、新開発のミッドレンジスピーカーにより筐体の薄型化したまま高音質をキープしています。
物理的にスピーカーが多いことで、多数の方向から音を出すことができ、臨場感あふれる音響空間を演出します。
一応音楽ライブモードなどのシーンに合わせたチューニング設定もあるようですが、もう少し良い音響で楽しみたい場合は、別途サウンドバーを購入することをオススメします。
【2021最新版】おすすめサウンドバー5選【音にこだわれ!!】
【デザイン】
スタイリッシュなデザインが特徴のデザインとなりました。一番狭い部分で約0.2cmのベゼルや液晶テレビであるのに厚さたったの2.6cmの薄型化、および金属フレームの採用により、高級感が非常に高まりました。
スタンドデザインこそ長方形のオーソドックスなものですが、その大きさは画面サイズの割には省面積に抑えられています。
【その他】
今まで独自OS搭載でしたが、遂にAndroidTV搭載となり、できることの幅が広がりました。
また、AndroidTV化しても相変わらずVODの対応状況は良好なほうです。
最近主流なVODサービスは大体対応しており、TOSHIBAのようにNETFLIXが使えないこともありません。
【価格】
価格は執筆時点の価格com最安値で1,480,000円となっています。
価格こそド級の値段となっています。しかし85インチという超特大サイズということと、新技術を多数搭載していることを考えると、どうしてもこの価格になってしまうのかもしれません。
技術的にもDX1シリーズとDP1シリーズが最初ということもあり、コスト的にも抑えづらいものがあるのかもしれません。
これを機にたくさんのモデルに搭載されることによりコストが下がり、価格も手の届きやすくなることを期待ですね。
ひとこと
新開発技術をたくさん詰め込んだ8T-C85DX1は、同社のフラッグシップにふさわしいボリュームで登場してきました。
高密度LEDバックライトシステム「mini LED」や「量子ドットリッチカラー」などが搭載され、その威力は一昔前の有機ELをも凌駕するほどの高コントラスト、および映像美となっており、非常に期待できる一台となっています。
スピーカーも合計70Wの大出力で、テレビにしては割と良い音質ではないでしょうか。
どうしても価格が高いのがネックとなりますが、映像の美しさや、液晶テレビとは思えない高コントラストはぜひ体験してみたいところです。
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