【ポイント紹介】REGZAブルーレイ W08シリーズ(DBR-W508/DBR-W1008/DBR-W2008)
今回はTOSHIBA REGZAブランドから発売されているブルーレイレコーダー「W08シリーズ」のポイントを紹介したいと思います。
W08シリーズは2番組同時録画が可能なブルーレイレコーダーになります。
同社から発売されているREGZAブルーレイのT08シリーズと兄弟機種になります。
T08シリーズとの違いは搭載されているチューナー数です。
HDDの容量ラインナップは500GB・1TB・2TBです。
基本仕様
HDD容量(W508/W1008/W2008) | 500GB/1TB/2TB |
---|---|
地デジチューナー | 2 |
BS・CSデジタルチューナー | 2 |
複数同時録画 | ○(2番組) |
外付けHDD録画 | ○ |
SeeQVault | ○ |
対応メディア | BD-R/R DL/R XL/RE/RE DL/RE XL |
DVD-R/R DL/RW | |
CD-R/RW | |
3D対応 | ○ |
UltraHD Blu-ray | – |
インターネット | ○(無線ac対応※W508を除く/有線) |
基本仕様コメント
冒頭でもお伝えした通り今回ご紹介しているW08シリーズは同社から発売されているT08シリーズとの兄弟機種になります。
⇒⇒⇒TOSHIBA REGZAブルーレイ T08シリーズのポイント紹介を見る
T08シリーズは各放送波3チューナー搭載されているのに対してW08シリーズは2チューナー搭載になります。
それに伴い同時に録画できる番組数はT08シリーズでは3番組でW08シリーズは2番組となります。
それ以外はT08シリーズと同じ機能な為、SeeQVault対応、外付けHDD対応、Wi-Fiは最新規格の「802.11ac」対応(W508を除く)とバランスの良いスペックとなっています。
注目機能
通常再生/らく見/らく早見/飛ばし見
2番組同時録画で「たくさん録り溜めたのはいいけど見る時間がない」なんてことありませんか?
そんな時に役立つのが番組を効率よく短時間で見る為の時短再生メニュー「通常再生/らく見/らく早見/飛ばし見」機能です。
それぞれ3段階の時短再生メニューがあり「らく見」「らく早見」「飛ばし見」が設定されています。
- らく見・・・レコーダーが自動的にチャプターを選択して自動スキップ再生をしてくれます
- らく早見・・・らく見の再生機能に1.3倍の早見機能を追加した再生メニューです
- 飛ばし見・・・らく見を20分割して15秒ごとに次にスキップする爆速再生メニューです
一時間番組を各メニューで再生した場合の例
AVCHDカメラの映像をそのまま取り込み&編集
ビデオカメラでAVCHD形式で録画した映像をそのままの高精細な状態でレコーダーに取り込むことが出来ます。
また、編集も可能ですのでパソコンがなくてもレコーダーのみで編集からブルーレイディスクへの書き込みまで行うことが出来ます。
W08シリーズのGoodな点
- 時短再生メニューが意外に使える
注目機能でも紹介した時短再生メニューですが、これが意外に使えます。
特にレコーダーが自動的にチャプターを作成してスキップしてくれる「らく見」に関しては、ほぼCMを自動的にカットして飛ばし見することが出来ますので煩わしCMの時間から解放されます。
また手動で送らなくてもよいので、手放しでゆっくりと視聴することが出来ます。
- 番組の編集機能が充実している
W08シリーズは番組の編集機能が充実しており「結合」「分割」「プレイリスト作成」などをはじめとする多彩な編集機能が用意されています。
また番組を録画中でもチャプターの編集など機能が利用可能で、リアルタイムに編集を行うことが出来ます。 - 最新Wi-Fi規格である「802.11ac」に対応している(W508を除く)
部屋が多い家庭では各部屋にレコーダーから番組をWi-Fiで飛ばして視聴するスタイルもよく利用されますが通信速度が遅くて「よく止まる」と言った問題点もあります。
しかしW08シリーズであればWi-Fiの最新規格である「802.11ac」に対応しているため、従来よりも高速な通信を行うことが出来る為、番組をストリーミングしてもストレスなく視聴することが出来ます。
※お使いのWi-Fiルーターとクライアント機器が802.11acに対応している必要があります
注意:500GBモデルであるDBR-W508については単体では対応しておりません。
別途Wi-Fiアダプター「D-WL1」を購入する必要があります。
また「D-WL1」は802.11nまでしか対応していない為、最新規格の802.11acは利用できませんのでご注意ください。
W08シリーズの「もう一つ」な点
- UltraHD Blu-rayには対応していない
W08シリーズはBlu-rayにHDR等の機能を付加したUltraHD Blu-rayには対応していません。
UltraHD Blu-rayを楽しむためには別途対応したプレイヤーを購入する必要があります。
- 他機種との差がチューナー数ぐらいしかない
タイムシフトマシンを除くTOSHIBA全機種に言えることですが現在発売されているREGZAブルーレイではHDD容量とチューナー数ぐらいしか他モデルとの差がありません。
内部機能自体もほぼ同じものが採用されているため、容量やチューナー数で色を付けるしかないのかもしれません。
- 500GBモデルのみWi-Fi未対応
W08シリーズの1TBモデルDBR-W1008と2TBモデルDBR-W2008のみWi-Fiを利用した無線接続に対応しており、500GBモデルであるDBR-W508は単体では有線しか対応しておりません。
別途同社から出ているWi-Fiアダプター「D-WL1」を購入すればWi-Fiに対応させることはできますが、最新規格である802.11acには対応していません。
W08シリーズの中ではベースモデルになることから機能削減が行われているのだと思いますが、Wi-Fiがどの家庭にも普及している現在ではDBR-W508にもWi-Fiを標準で搭載してほしかったところです。
総評
兄弟機種であるT08シリーズと同じく非常に高機能でバランスの取れたモデルとなっております。
容量と使用用途によってT08シリーズかW08シリーズのどちらが良いかを精査したほうが良さそうですね。
最近ではテレビ単体でも外付けHDDを使用すれば録画することが出来るので、併用すればW08シリーズの2番組同時録画であっても事足りるのではないでしょうか。
⇒⇒⇒続いてTOSHIBA REGZAブルーレイ T08シリーズのポイント紹介を見る
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