FUNAI 8040シリーズって正直どう?(FE-55U8040/FE-65U8040)
FUNAIのフラッグシップ有機ELテレビシリーズ【8040シリーズ】のポイントを紹介していきます。
ヤマダ電機専売となるFUNAIの有機ELテレビとなり、中でもフラッグシップである本モデルは、HDDを内蔵し全録機能が付加されている点に注目です。
画面サイズは、55インチ/65インチがラインナップされています。
基本仕様
発売時期 | 55,65インチ:2021年6月 |
パネル | 有機EL(OLED) |
バックライト | - |
解像度 | 4K(3840×2160) |
対応HDR | HDR10/ HLG / DolbyVision |
8Kチューナー | - |
4K BS/CSチューナー | 2 |
地上デジタルチューナー | 9 |
BS/CS デジタルチューナー | 3 |
外付けHDD録画 | ○ |
裏録画 | ○ |
倍速駆動 | ○ |
SeeQVault | - |
ARC | ○ |
LAN | 有線/Wi-Fi |
定格消費電力 | 55インチ:331W 65インチ:415W |
VOD対応状況 | |
---|---|
AbemaTV | ○ |
Amazonプライムビデオ | ○ |
DAZN※初回31日間無料 | ○ |
DMM.com※初回2週間無料 | - |
dTV※初回31日間無料 | ○ |
GYAO | - |
Hulu※初回2週間無料 | ○ |
NETFLIX | - |
TSUTAYA TV※初回30日間無料 | ○ |
U-NEXT※初回30日間無料 | ○ |
スカパーオンデマンド | - |
Youtube | ○ |
アクトビラ | - |
Paravi | - |
ひかりTV | ○ |
TVer | ○ |
※最新の情報については、メーカーホームページをご確認ください
8040シリーズ各ポイント評価
【録画・チューナー関連】
8040シリーズは、4K2系統、地デジ9系統、BS/CS3系統が搭載されており、ネイティブで4K放送を視聴・録画することが可能です。
4K2系統とBS/CSが3系統という点については、ハイエンドモデルとしてはよくある構成です。
特筆すべきは9系統搭載されている地上デジタルチューナーです。
同梱されてくる「まるごと録画ハードディスク」を接続することで、搭載されている地デジ9系統中6系統を使用し、最大6chをまるごと1週間分録画することが可能となります。
要は東芝が十八番としているタイムシフト機能ということになります。
タイムシフト機能は、テレビの視聴スタイルを変革する機能で、「録りに行く」から「選んで見る」になるので、ぜひ試してみて欲しい機能となります。
【画質】
有機ELパネルを搭載されている8040シリーズは、コントラストの効いたメリハリのある映像を楽しむことができ、独自開発された映像処理エンジン「クリアピクス2 EVO」のパワーにより精細な映像表現が可能となっています。
また、FUNAIは最近のメーカーと思いがちですが、実はブラウン管の時代からテレビ開発をしており、実は画質などの追及には余念がありません。
HDRもHDR10/HLG/DolbyVisionと対応しており、メジャーな3種類に対応しているので問題はないでしょう。
【サウンド】
全サイズで「マルチディレクション型FUNAIサウンドシステムプラス」が採用されており、合計出力80Wの高出力で音を届けることができます。
また、大容量ウーファーも搭載されており、薄型テレビの弱点とされる低音のフォローもしっかりとされています。
設置位置をフロントスピーカー型となっており、クリアな音質を楽しむことができます。
もう少し良い音質を求める場合は、別途サウンドバーやシアターシステムを購入して設置することをお勧めします。
【2021最新版】おすすめサウンドバー5選【音にこだわれ!!】
【デザイン】
フロントスピーカーデザインを採用しているため、4辺のうち底辺のベゼルが少し太くなっていますが、そこはスピーカーがあるとわかればそこまで気にはなりません。
また、ゴールドの「FUNAI」ロゴが高級感を醸し出しています。
スタンドはセンターで支持するタイプが採用されています。
【その他】
8040シリーズのOSには、AndroidTVが採用されており、拡張性の高さがうかがえます。
VODサービスに至っては国内メーカーではありますが、意外とよくありません。
何が影響しているのかはわかりませんが、VODをよく利用する場合は自分が良く利用するサービスが対応しているかどうかをよくご確認ください。
【価格】
価格は執筆時点の価格com最安値で55インチ:192,800円・65インチ:280,900円となっています。
フラッグシップ4K 有機ELモデルであることと、タイムシフト機能が付加されていることを考えると、まぁこのぐらいかなぁといったところです。
一番の競合となるTOSHIBAのX9400Sの65インチモデルが約30万なので、価格差はそこまであるとは言えませんが、ハードディスクが同梱されてくることを考えると、その分コストパフォーマンスはFUNAIに軍配が上がります。
総評
8040シリーズはFUNAIのフラッグシップモデルらしく機能満載となっています。
また、有機ELパネルと映像処理エンジンの織り成す画質は、高い満足度の映像体験をさせてくれるでしょう。
全録機能にも注目です。
TOSHIBAにもよく採用されている「タイムシフト機能」を搭載しており、さらには通常別途購入しなければならない外付けハードディスクがFUNAIの場合は、付属品として同梱されるので、購入してすぐに全録を始めることができる点もGOODポイントですね。
ただしFUNAIの製品はヤマダ電機専売商品となり、Amazonなどのサイトでは購入することができず、ヤマダ電機の公式サイトでしか購入できないのが難点ですね。
それを除けばモデル自体は完成度が高いので、気になっている方は候補に入れてみてはどうでしょうか。
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